少林寺気功とは

少林寺気功の練功プログラム

嵩山少林寺第34代最高師範である秦西平師は、少林寺の許可を得て、門外不出の少林寺気功を日本で指導しています。秦西平師が、全日本少林寺気功協会の教室で指導している少林寺気功のプログラムを簡単にご紹介します。

気功の練功には、動きのある気功の「動功」と、静かに座る気功の「静功」(座禅、瞑想)があります。2年間の指導員養成コースでは、以下のような動功と静功を行います。

〇指導員養成コース(2年間)
・少林寺四段功(少林寺七十二芸のひとつで、気功訓練法の中で最も基本的なもの)
・少林寺一歩座禅(座禅の入門編)
・呼吸法と站椿功(たんとうこう)(少林寺で最も基本的な功法、立禅のひとつ)
・少林養生六式(動功の入門編、身体中に気を巡らせるゆったりとした動功)
・少林寺三大秘伝動功(鶴功三十六式、虎龍双型養生功、羅漢神功、いずれも習得には半年から1年を要す)

さらに以下のようなコースが開講されています。

〇レベルアップ静功講座(静功指導員養成コース)(4年間)(様々な座禅法を指導)
〇外気師コース(外気訓練、外気調整の講座)(1.5年間)
〇指導員養成コースII(2年間)
・少林寺易筋経、少林寺洗髄経、少林寺易筋洗髄功など
(達磨大師が伝えたとされる少林寺内功心法)
・少林心意把(少林寺の武術・気功の代表的な秘伝のひとつ)
・少林寺八段錦、少林寺柔拳など

※各コースの詳細についてご関心がある方は、全日本少林寺気功協会が開催する説明会にご参加ください。随時、説明会参加の申し込みを受け付けております。

中国嵩山少林寺第三十四代最高師範・秦 西平が少林寺総本山の門外不出の気功法を伝授します!東京・新宿にて気功教室,武術教室,気功による施術を提供しております!
(写真)方丈室の前で表演

方丈室の前で表演

(写真)管長から認定書授与

管長から認定書授与

(写真)達磨堂への道

達磨堂への道

気の伝統的な解釈から科学的な解明まで

気とは何か。元々「気」は古代中国で、気一元論などに代表される概念として解釈されており、例えば、気は宇宙を構成する基本的な原始物質である、あるいは、宇宙が誕生する以前の朦朧とした状態が気である、といった解釈があります。

また中医学に気の概念が取り入れられると、「気」は人体生命の最基本の素と解釈されるようになりました。

気功あるいは気の古くからある解釈のひとつは呼吸(導引)です。今の日本でも気功と聞くと、呼吸法のことと解釈する人もいます。

気功は、古代から気功法、気功原理が紹介され、道教、仏教、儒教、医学、武術など様々な文書の中に散見されます。あるいは超能力として紹介されたりもしています。気功は独立し、統一した学問とはなっておらず、公認された定義もありません。

しかし現代では、気に関する科学的な研究が、ここ数十年で、中国、日本、アメリカなどでいろいろ行われてきました。人体に対する気の医学的な効果が多数報告されています。

気とは何か、秦西平師は次のように説明しています。

「気とは何か」と聞かれたら、私は「気とは人間の生命エネルギーである」、「目には見えないが、一定の周波数を持ち、電磁波の場として存在する」、そして「生命情報を持っており」、「病気の治療、健康の維持、潜在能力の開発に役立つものである」と答えます。

気功の練功や外気施術が、人間の精神や身体に良い影響を与えているのは確かなことですが、その効果は万能ではありません。しかし将来、気というものが解明され、気功が西洋医学と共に、もっと世の中の役に立つ時代が来ると信じています。

人間のあるゆる潜在能力を引き出す

特に武術において、気功は重視されています。力の出し方、使い方、つまり自分の意識と肉体の間のコントロール能力が、気功の練習によって向上します。全身が調整されます。

またスポーツでも武術でも人間は限界に達することがよくありますが、気功をやることで、限界点を引き延ばし、疲労回復を早めることができます。

それからまた、人は緊張状態では、自分の持っている能力をうまく発揮できません。気功によって集中し、不動心を保ち、良い結果を得ることができるでしょう。

スポーツや武術に限らず、人生のあらゆることに関して、能力を高めることにつながります。気功は、健康や長寿だけでなく、人間のあるゆる潜在能力を引き出すことに役立つでしょう。

気功を通して禅の世界に入る

禅の修行には具体的に標準となるものがなく、決まった規則はありません。現代のような健康に高い関心がもたれる時代には、気功は禅の修行の入門として非常に有効な方法だと言えます。

少林寺では禅の修行のひとつとして武術禅があるのですが、これは武術の達人のレベルにならないと、なかなかわかりません。最初のうちは、基本の動作の要領や、基本の体を作るトレーニングで精一杯で、精神的な余裕や、禅の体感を得ることはなかなかできないのです。そしてこれは若い人に向いています。

あまり体力のない、より多くの人々には武術禅より、気功禅が向いています。気功を通して、禅の世界に親しむことは、とても有効な方法と思います。ストレスの多い現代社会には、気功禅が非常に役に立つと考えています。